映画

『悪の教典』教師BANG BANG物語

原作は今月読んだばかり。映画の上映前にチェックしておこうと思ったのです。先に原作の感想をいっておきますか。上巻で爽やかな青春譚を隠れ蓑とするように蓮見のサイコパスとしての狂気を潜めながら、ゆっくりと皮を剥がすように浮かび上がらせたところで…

『ラブド・ワンズ』桃色片想い♪

まず一言、面白かったー!5月に開催された「TRASH-UPLINK!! vol.8」で紹介されていたのがきっかけで、この作品を観ようと心に決めていたので、なんとかシアターN渋谷上映最終日に間に合ってよかったです。このタイミングでブログに感想を載せてもあまり有益…

『ベルフラワー』こんな夜に放火できないなんて。

先週、渋谷で母親と『ベルフラワー』を観ました。主人公のウッドローは『マッドマックス2』に登場する名悪役ヒューマンガス様に憧れ、この世の終焉を待ち侘びながら、友人エイデンと火炎放射器を作るボンクラニート男です。この映画は彼の、全くどうしょう…

『先生を流産させる会』を観ました。

昨年のカナザワ映画祭にてどうして観なかったのだろうと思い続けて早10ヵ月。ようやく観ることが出来ました。当時、金沢にてご挨拶させて頂いたダイシックスさん(id:DieSixx)が絶賛されていましたからね。そりゃ観るしかないでしょうと。ええ。タイトルの第…

『永遠の僕たち』葬式で出会った不思議な子の話

ガス・ヴァン・サントの作品は監督・プロデュース含めて大体観てるのですが、作品コンセプトが毎回明確だと思います。それほど、作品ごとの毛色が異なるというか。ここ最近だと「ミルク」では社会性の高く、尚且つパーソナルで優しい仕上がりの作品で、とて…

『宇宙人ポール』

えー、もう1月を10日も過ぎちゃったんですか。早すぎませんかね、もうちょっとゆっくりしてて欲しいんですけど。たんまたんま。いろいろ書こうとしてたことも、すっかり話題的に古くなっちゃってますけど、気にしなくていいんですかね。「宇宙人ポール」観た…

『モールス』トランクに愛を詰め込んでさぁ旅に出よう

すっかり遅くなってしまったけれど『モールス』の感想です。まだ上映してるところあるからギリギリよね。まぁいいわ。オリジナルの『ぼくのエリ 200歳の少女』を見ていたため、リメイク版の今作を見るにあたっておのずと比較になってしまいましたが、オリジ…

『ブラック・スワン』ただ完璧に踊りたかっただけなの

少し時間が経ってしまいましたが、「ブラック・スワン」先日観ました。映画を観たっていう満足感と奇妙な達成感、そして圧倒的な悲しみが同時に込み上げてきました。ナタリー・ポートマン演じる主人公は、完璧を追及な演技を目指すも、色気に欠けるバレリー…

『ザ・ライト〜エクソシストの真実〜』

アンソニー・ホプキンスがエクソシストを演じるというだけで、不安と期待が入り混じっていたのだけれど、今現在でもバチカンで行われているという悪魔祓いを題材にした今作の滑り出しは良かったんですよね。神学校に進みながらも信仰心を失い、自ら神父への…

『GANTZ』

『GANTZ』はアニメから入ったので、漫画を立ち読みで済ましたりしてて、最近なってようやくコンプリートしたのですが、好きな作品です。徹底的なグロ描写と、作家性の高いというよりも、ただ本人が描きたいが為のエロが好きです。*1CGを使って描かれる緻密…

『十三人の刺客』

1963年に公開された工藤栄一の名作時代劇を三池崇史がリメイク。今回一番期待をしていたのは、やはりオリジナルでスガカンが演じていた暴君・松平斉韶役。小学生にして時代劇マニアだった自分にとって、水戸黄門で初めてスガカンを見たときは電気ショックを…

『ブラザー・ハート』

観た映画の簡易メモです。ネタバレ必至。ブラザー・ハート [DVD]出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン発売日: 2006/07/07メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る冒頭、主人公ウィル(クライブ・オー…

『インセプション』

改めてクリストファー・ノーランが女に対して無関心であることやフェティシズムの塊で己の視覚的欲求に対して忠実であることを突きつけられても、そこに目を瞑って楽しめる部分はあります。夢の三層構造という非常にシンプルでありながらユニークな着想を、…

『Dr.パルナサスの鏡』

テリー・ギリアムのことは好きだけど、見終わった後のなんだこの腑に落ちない感じは。ヒース・レジャーを失ったというだけで片付けれられる、というか目を瞑れる程度のものではない。それぞれの要素が大人しく窮屈に収まってしまったがために、かえって居場所を…

『アバター』メモ

そうそう、ゴールデングローブ賞を受賞した『アバター』だけど、今月観ました。2010年初めて観た劇場映画かな。作品の分かりやすい勧善懲悪の構図は広く受け入れられるだろうし、ナヴィの文化や環境に価値を見出さない軍人達はまるでアステカを破壊したコン…

『カティンの森』

岩波ホールに足を運んだのはこれが初めてだったのだけど、『カティンの森』は過去上映作品をザッと見てみても岩波ホールらしい上映だと思える。*1ポーランドが生んだ『灰とダイアモンド』の巨匠アンジェイ・ワイダ渾身の一作であり、彼の映画監督人生の集大成…

邦題を考えるフリをする

きみがぼくを見つけた日 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2010/03/10メディア: DVD購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (28件) を見る『私の中のあなた』と『きみがぼくを見つけた日』、試写会当たったのにどちらも行かなか…

ザックリ映画鑑賞録

『南極料理人』南極で究極の単身赴任をする羽目になった海上保安庁の隊員西村淳のエッセイを元に映画化。もっと食べ物を美味そうに撮れないのかというあまりに致命的な課題を全編抱えながら、俳優陣の常時ガス欠っぽいのエネルギーでなんとか乗り切った一本。…

ただいマンモスかなピー

…なんて言ってられないくらいのりピーが心配なしゃもじです。さらに大原麗子の訃報。哀しいです…ご冥福をお祈りします、という言葉も虚しく感じる。えっと、お久しぶりです!忘れてないよ、このブログ。当たり前じゃないですか。8月に入ってからとにかく毎日予…

『レスラー』

おすぎみたいなことを言えば、ずっと大事にしたくなるような一本。DVDが出たら気に入りの映画が並べてある棚の目立つところに置くと思う。元々格闘技を鑑賞するのが苦手だけれど、一時期テレビで深夜放送のWWEをコッソリ観たりしていた。というか観ることがで…

『真夏のオリオン』 これがニュータイプ戦争映画か(笑)

この映画の公開に合わせて、名作と名高い『U-ボート』が放送していた。もちろん私自身好きな映画なんで鑑賞したのがいけなかったのか、比べちゃいけないのも分かっていながらどうしても並べてみてしまい『真夏のオリオン』のあら捜しをしたつもりはないものの…

コイントスで決めようじゃないか

ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2007/05/18メディア: DVD購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (125件) を見るCSで放送していたので『ブラック・ダリア』再見したんだけど、二度観ようが三度…

『17 again』

17歳という年齢に私は一切の執着も淡い思い出も栄光の日々もないのだけど、きっと戻ることが出来ても同じように愚かな軌跡を辿るんだろうなということだけは保証できる。ザック・エフロン演じる主人公マイク・オドネルはバスケ選手でチームのエースとして活躍…

22年間のネクラ人生

うちの地元のTSUTAYAは、マニュアル通りの融通性のないサイボーグ店員ばかりです。生気のない目でゾンビのような接客をしてくるので、もうTSUTAYAに行かないと決めたのはだいぶ前のことでした。そして私は遂に先日ゲオに身を捧ぐ決心をしたのです。というこ…

稲妻落としだと「サインはV!」

ピアスの穴が塞がってしまいました。恋人が出来たら開けてもらおうと思います。そんな願望を誰か分析してください、しゃもじです。『GOEMON』まだ観てませんすみません。『グラン・トリノ』は観ました本当にありがとうございます。ホント、かわいいお爺ちゃんに…

絵馬的な感覚で

ありがちなフレーズで『こんな時代だから』ってあるけど、意味がよく分かんないんですよね。どんな時代だよ、みたいな。いや、分かるよ言いたいことは。コミュニケーションが希薄とか、お父さんの会社が倒産で一家心中とか、出産はどちらで?トイレです、とかそ…

『スラムドッグ$ミリオネア』

全編インドで撮影されたダニー・ボイル監督最新作。クイズ番組「クイズ$ミリオネア」で、あと一問の正解で史上最高金額の賞金を手に入れるという青年ジャマール。彼が不正を疑われて拷問される場面から始まる。疑われるのも至極当然だった。スラムで育ち、今は…

『おっぱいバレー』

本当は『ザ・バンク』を鑑賞予定だったのだけど、上映時間を間違えてちょうど予告がスタートしたばかりの『おっぱいバレー』を観ることに。どの道観ることにはしてたんだけどね。カウンターのお姉さんに微塵の躊躇いを見せることなく爽やかに『おっぱいバレー…

『イエスマン "YES"は人生のパスワード』

ジム・キャリーの浮かない顔のアップからスタートするが、彼が元気なかったり『これも23だ、あれも23だ』とパニックしてるだけでなんだかこっちも無性に心配になってしまうよね。そんなジムが演じる主人公カールは、電話にも出ず、どんな誘いにも「NO」と言う男。…

『ハルフウェイ』

ほとんど北乃きい目当てで観ました。制服が似合うし、快活なイメージがよく合っている。さらに岡田将生との相性の良さは『太陽と海の教室』で既に証明されているし。岡田の草食ぽさって、今さぞかし重宝されているんだろうな。レイプだのヤクだの妊娠だの物騒…