どの辺が王様なのか

We The Kingsのセルフタイトルデビューアルバム『We The Kings』― 5人組だったときから、期待の新人という扱いを受けていたし、応援していたので、実はかなり期待をしていた。それに、試聴の段階ではかなり興奮して、下半期トップ10は硬いぜベイベ!!とか一人で鼻息荒くしていたのだけど、いざ貴重な小遣いをはたいてみると、これが格段に品質が落ちたように感じる(笑)やっぱり状況に、リスナーも影響されるんですね。



とりあえず、Boys Like Girls(母)とCartel(父)が子ども作ったら、We The Kingsという息子サンが生まれたという感じ。ただ、双方のおいしいどこ取りというよりは、若干劣化版みたいな…爽やかで、『オッオ―』とか『エオエオ』とか『カモンカモン』(何)とか云っておけば、ライヴでも絶対盛り上がるキャッチネスを醸せる、という手堅い作りではあるのだけど、どうにも説得力が欠けるというか…でも、ひと夏を鮮やかに彩るにはピッタリ過ぎる、爽快さですね。で、何で冬に聴いてるんだよって感じなんだけど。この夏の終わりっぽさ(意識してる)はBoys Like Girlsに似てますね。でもBLBはもっと沁みったれた感じで、私みたいなサッパリ系にはWTKの方が合う。ちょっと期待はずれ感があるにせよ、1stアルバムとしては十分な掴みとセンスを持ってるし、これからが楽しみなことには変わりないです。音楽に対する真っ直ぐさは感じるし、女子中学生向け音楽のレベルから脱却してきた先輩たちを見習って頑張って欲しいですね。ってか、偉そう。



にしても最近はアレですね、ダークなエモシーンへのカウンター精神なのか、これでもか!!というほど爽やかで青春してるバンドがグッと増えましたね。しかも、全然クサクない。ギップルちゃんが出て来ません。分かんないって?これッスよ、これ

We the Kings

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