今週の安宅家

みなさん、ちゃんと観てますか?「安宅家の人々」。最近ますます遠藤久美子タン演じる久仁子の存在感が薄くなっているのは気のせいではないでしょう。そして恐らく、多くの視聴者の共感は久仁子の妹である仁美か、雅子のどちらかが得ていると思います。仁美が譲二と浮気をしてしまったことは、許されがたいことであり、譲二の妻である雅子の心をも酷く傷つけましたが、一方的に仁美を責め立てるほどこっちも非情になれないんですよね。それだけ仁美のキャラクターは憎めない、人間らしいものだと私は思うんです。だからといって彼女が自分の体を売るような子には思えないんだけどな…でも叶わぬ想いと知りながら、健気に譲二を愛する姿に除く精神的な不安定さも好きです。

でも、今まで譲二のワンマンな性格にも耐えて、愛情をかたむけていた雅子の感じた裏切りも酷いものですね。しかも、吹っ切れた小田茜さんの演技の恐いこと!!(笑)「なら、死んでくれない?」と、絶対零度の目つきで仁美にハサミを差しだす顔は殺気に満ちてましたね…。ちなみにその後のハサミを投げ飛ばしたシーンでは、予想以上にハサミが重かったために飛び過ぎてしまい、小田さんもビックリしたようです。いや、にしても美女が怒ると何倍も恐いですね。

ただ、通常のドロドロではぶっ飛んだ台詞ばかりですが、安宅家はついつい首を縦に振りたくなります。純粋に彼女を励まそうとする宗一にも、『誰もがあなたみたいに純粋になんてなれないの!!仲良くなんてなりたくないのよ!!』とキツイ言葉を放ったり『血が繋がっているからこそ裏切られた時の憎しみは…(以下忘れ)』という台詞も、全くもって同意。血縁ほどこじれると厄介なものはありませんからね。何より、いつも「雅子さんは強い人だから」と言われている雅子が気の毒で仕方ありません。本当はそんな強くないのにねぇ。自分でも「強い私に戻らないと」と言い聞かせていますが、今の雅子を見ていると居た堪れないです。

ところで、やっぱり宗一の描き方は所詮昼ドラと言いますか。まさに「純粋な障害者」の典型で、辟易とする時もしばしば。彼なりに久仁子に気を遣う姿はいじましいけれど、彼も一人の男なんだから下心もあるだろう。どうせ隙あらば山小屋で「雅子〜」(しかも呼び捨て)とか言いながら自慰行為にでも浸ってるんだろうに(レイディ達、下品で御免)、そういうリアルな姿はご丁寧に割愛しちゃうのがドラマですからね。あと、一応番組的には譲二が悪者のようですが、彼も弱い(ちっさいプライド)心を持った男性らしく、いがちなタイプに思えます。だから別に悪者って気がしない。むしろ、ちょっとした「勝ち組」を味わった人が陥りやすいパターンみたいな。

行方不明だった久仁子と仁美の母親も登場し、スリリングになってきた「安宅家の人々」、来週も欠かさず見ましょうね!私は水曜日からカナダに出発するので、録画セットしないとですわ。ちなみに主演は遠藤久美子タンのはずです。

♪今聴いてる曲♪
Jimmy Eat WorldFirefight
アルバムの中ではかなり上位にくる曲です。全体的にアルバムはスッゴイ良いんだけど、一曲ぐらいお得意の長い曲があってもいいかな―ってくらいあっさり終わってしまいます。代わりに何度リピートしても一曲もスキップしないんだけど。

Chase This Light

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