暇っていうなよ、退屈なんだ

来週のMando Diaoのライブ、ちょっと面倒くさい…初回授業はなるべく出席したいので、水曜日4限までとなると、そのまますぐ渋谷行って間に合うかどうか、です。軽くお茶して、HMV見て…なんてしてらんない。観たら観たで絶対良いんですけどね。あ―あ、かったりぃな―…

Never Seen the Light of Today

Never Seen the Light of Today

…なんて思っていたら新作がクソ良いじゃないかMando Diaoアコースティック・ギターにストリングス?正気か、こんにゃろ。と一瞬戸惑ったけど、アルバムの出だしからノックアウト。いつも思うのだけど、彼らは掴みが本当にうまい。今では離れていってしまったかもしれないが、『Bring'em In』の最初3秒で騒ぐ胸を鷲掴みにされた人の数は知れないし、今作でもそのセンスの良さは成熟し、増している。バイオリンのサウンドは、個人的にすごく取り入れ方が難しいと思うのだけど、中途半端に鳴らすのではなく前面に押し出しのが功を奏している。

何より評価したいのは、ヴォーカルワークの課題が見事に改善されていること。ビョルンの甘くしゃがれた声にはいつも心打たれるけど、イマイチ受けが悪いのは叫びあげるようなグスタフの歌声。1stアルバムでは二人の相反する魅力のぶつかり合いに、いちいち火花が散るようで、聴いている側も一寸も気を抜けない興奮を覚えた。間違いなくグスタフの声も痺れるものがあった。つか、彼がいなきゃMando Diaoは当時のポピュラリティを日本で獲得していない。2ndアルバムはひとまず置いといて(私は好きですけど笑)、3rdではビョルンの磨かれたソウルフルな歌声は良かったが、変な勘違いして裏声出したりしたグスタフは、ビョーンの足を引っ張っているようにも感じた。それでも3rdは十分良いアルバムだったんだけど(Snoozerの批評はあんまりだった…)過剰な彼らへの期待が評価を下げたようにも思える。

それが今回はどうだ、徐々に熱っぽさを増していく『Train On Fire』なんて、最高にセクシーじゃないか、と。ドラマチックなメロディとトラディッショナルなサウンドとメランコリックでちょっとセンチメンタルな歌詞で犇めく4thアルバムは彼らが確実に成長したという証で、3rdアルバムはここに到達するための良い意味で繋ぎの役割を果たしていたんだな、と思う。

私は彼らが変わることに抵抗を抱いたことはないです。変わることのできないMando Diaoはカッコ悪いし、やりたいこと貫いている、音楽的な欲望に忠実な彼らの方がよっぽどカッコ良い。マジで来週の水曜楽しみ―!!(単純)まぁ、揺らしてやりましょうよ、クアトロを。

蛇足:日本であまりに早く人気に火が付いてしまって、メディアの注目度といい、若干鎮火モードに向かっている日本におけるMando Diaoの立場ですが、一時期集中的に行っていたアメリカツアーのおかげもあるのか、かなり世界的な人気は高まっている方向にあると思うんですけど…どうなんでしょう。知名度が上がっているのは事実。