せめて答えは聞こうよ

日付が前後して(今5/3)申し訳ないのです…まぁ、日記だし良いか。1日は映画ファーストデーということで、3限を親公認でサボって川崎に行って『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』を観てきました。川崎チネチッタにて観たのですが、映画館としてはスクリーンは小さいし並だけど良い。ちなみに全国で興行収入が最も高いとか。

さて映画の話ですが、やはりGW真っ最中だから、客席は親子連れが大半。されど胸を躍らせる私のハートはちびっ子同然!!とくだらない話はさておき、今回はデンライナー署の刑事として電王メンバーが活躍します。登場から、幾度観たかも分からない同じようなドタバタ調子の彼らを見て、懐かしさがこみ上げてきて興奮すると同時に、いかに電王のキャラクターたちが魅力的だったか再確認。よって、どうしても映画に対しても甘い目で見てしまうけれど、これが実際作品として良いかといったら、かなり残念な結果になってますね。

至らない点を述べれば正直、キリがないくらいで。今回は鈴木刑事なる人物が登場して物語に大きく絡んでいくのだけど、序盤でのリュウタの暴走は正直、悪ノリが過ぎていて、せめて良太郎でも誰でも彼を叱ってリュウタが反省してくれないと、未消化の不満が溜まっていくだけ。さらに、目障りなほどに画質が変化して、特に屋外からデンライナーに場面が変わったときの、激的にクォリティが落ちのにはドン引き。やたらとブレるカメラにも苛々…というか、そこまで動かさなくても人物の動きだけで十分躍動感を出せるだろうに。

さらにタイトルにもある通りキバ(渡)も登場する。映画ならではのお楽しみファンサービスのつもりかもしれないけれど、必要性を感じないほど、チョイ役で無理やり絡ませるにもほどがある。どうせ夏にはキバの映画も公開されるんだから、今回は電王としてとことん突き詰めて欲しかった。騒動を起こす鈴木刑事の存在はさておき、悪の組織『ネガタロス軍団』に潜入するデネブとが見所だったと思う…デネブ、いやこのコンビを観れただけでも、至福な気分になってしまうんだけど、ここはひとつ冷静に!!というか、冷静にならざるを得ない場面が多過ぎる。

特撮の面でも問題がいくつか。登場する悪の組織『ネガタロス軍団』は手下の多くがファンガイアなのに、何故か変身もせず人間の状態で、そのくせモモタロス達はやけにてこずって、ソードフォームやガンフォームなど、かわるがわる変身しても手も足も出ないときた。おまけにファンガイアのデザインもテレビよりも安っぽい。さらにキバが中途半端なところで登場させて、おいしいところを持っていくとは…ゆ、許せない(笑)元々Vシネマの予定が劇場公開となったわけだから、画質は目を瞑るとしても、テレビシリーズよりもCGも含めるあらゆる点で質が低いのは残念。コハナちゃんのアクションシーンはかわいいので許す。

キバを出すのは良い、ただもっと必要性の高いストーリーに出来たはず。鈴木刑事や悪の組織、キバやらで全体的に散漫な作品になってしまって、テレビシリーズが素晴らしい形で終わっただけに、とにかく遺憾だった。電王が好きだからこそ、余計に強くそう感じる。ネットでは『理屈こねないで楽しめればそれで良いじゃん』というような意見があったけど、製作スタッフにはもっと楽しめるように作る努力を怠って欲しくなかった。単なるドタバタを眺めているだけで満足させるのはいい加減すぎる。

…まぁ、色々述べたけど、ラストは「あ―!!終わんないで!!」と心の中で叫んじゃってたりするんだけど。思ったよりもチビッコたちが静かに見入ってました。仮面ライダー劇場版はいつももっと騒がしい気がするけど。