一番好きな映画?

…という質問を以前、ある先生にされました。授業中だったからといって、知名度の高い映画を私が言うわけも無く…私が答えたのはこの映画。

アラン・パーカー監督作品の『バーディ』ですね。大抵、迷わずにコレを答えます。マシュー・モディンが鳥を愛し、空を飛ぶことに異常に執着する純粋な青年を演じており、彼を呆れながらも支える友人役が髪の毛フッサフサのニコラス・刑事(デカ)です。とにかく、マシュー・モディンが大好きなんです。一番好きな俳優かな…最近のキャリアは別として。ベトナム戦争を戦場という現場ではなく帰還した兵士の傷つき鎖された心というサイドから描いているのも好きです。まぁ、ボーイズラブという言葉が生まれてから、多分この映画を観た腐女子ちゃん達が同人誌まで書いちゃいそうな雰囲気もあるんだけど(そういう要素があるというか妄想を膨らませる可能性は十二分に孕んでる)、男の友情を描いた作品としても秀作。

ちなみにマシューは私の父親と誕生日も数日違いの同い年なんですけど、『バーディ』撮影の時点で既に子供が居たってのを知ったときは、あんまりにも衝撃受けちゃって、しばらくまともに飯が喉を通らなかったです(笑)ジョバンニ・リビシがサイエントロジストだって知ったときと同じくらいの衝撃でした。分かりにくくてすみません。

まぁ、数え切れないぐらい<1番>好きな映画はあるし、ただ聞かれたら"『バーディ』って言おう"って決めてるだけな部分もあるんですけど。そうじゃなけりゃ『ゴッド・ファーザー』か『タクシー・ドライバー』か…いやいや、『エデンの東』も良いぞ。これも今浮かんだのをパッと言ってるだけですし、好きな監督で答えても20人くらいは1秒1人アッサリ出てくるのに、『一番好きな映画は?』こんな残酷な質問はないですね。

でも、一番観終わった後に深く心に刻まれている映画は『オーファンズ』かもしれないです。これは『バーディ』と同じくマシュー・モディンが主演で、アルバート・フィニーも出てます。残念ながらDVD化もされておらず、一度日テレの月曜映画で深夜に観たときに、本当に気に入ってしまったんです。マシュー・モディンに惚れたのもこれがきっかけ(笑)なんつ―か…観終わった後の余韻がすごくて、むちゃくちゃ泣きました。でも、2・3回観たっきり録画したビデオも行方知れずで、もう観ることが出来ません。ビデオも売ってないし、もう一度テレビで放送されるのを待つのみか、と諦めかけてます。誰も持ってないですよね―…とにかく『すばらしかった』という印象と、顔がグチャグチャになるほど泣いたこと、うっすら残っている断片的なシーンの記憶が私の『オーファンズ』。是非また観たいものです。