親父とその親父

今週の木曜に父が米国へ発つことになりました。先日祖父が危ない状態になり入院し、その後すぐ持ち直したため退院したのですが、今週の日曜にまた生死の境を彷徨って、再び何とか持ち直したようで、うちの父も祖父がこのような状態が繰り返されるようでは気が気ではないため、米国行きを決めました。

祖母が亡くなった時は、父は間に合わず別れを言えませんでした。空港に着いたときに、ちょうど訃報を聞いたとかで。私も金銭的な問題もあり葬式に行けず、実感も沸かないため、あれほど祖母が好きだったのに涙も出ませんでした。ちなみに母方の祖母は死んでも涙一滴出ないと思います。むしろ脂汗が噴出しそう。

国際結婚は、片方が親の死に目に会えないことは当たり前だと思います。そういう覚悟も必要だという意味で。そんなお気楽ハッピーグローバル万歳なもんじゃないんです。しかも祖国を離れているほう(父)は、こういう時『お前の国に居てやってる』みたいなことを言う。直接的にそういわなくても、言葉にチラチラ含みを持たせる。それっていけないことだと思うんですけどね。覚悟して、結婚したんだから。

とにかく今回は、父が祖父にはちゃんと会えることを願ってます。覚悟して、スーツケースには喪服が入っていました。

父親は、日本人ではないので『悲しみを隠す美徳』が決定的に欠けてるんですよねぇ…悲しみを隠さないし、すぐメソメソするし、気遣って『大丈夫?』と言えば『大丈夫じゃない』と返される。こっちも寛大な態度でいるつもりですが、たまにイラッとします。男ならしっかりしろ!というのは女の我侭か…。おまけに気前が良いので(情に脆いというか騙されやすい)あっちの親戚は金ばかり無心してくるので、今回も不安です。家族を省みないので、うちの家計は大打撃です。今はそんなこと言ってられないけど。