『屋敷女』

ほんと映画の感想たまってる。まず『屋敷女』の感想から。

ストーリーは事故で夫を亡くした妊婦のサラ。出産を明日に控えたクリスマス、謎の女の訪問により始まる彼女の恐怖の一夜が幕を開ける、ってとこです。望月峯太郎の漫画『座敷女』とは無関係。でも、邦題の元ネタだったりして。とりあえず身に覚えのない凶暴な女が家にやってきて襲われるというのだけは、共通点。わらい。

座敷女 (KCデラックス ヤングマガジン)

座敷女 (KCデラックス ヤングマガジン)

『叫び』『痛み』『憎しみ』まぁ色々とこの映画をあらわす言葉は浮かぶが、その言葉には全てエモーションが付きまとう。しかし、この映画からはイマイチそのエモーションが感じられない。すくなくとも『ハイテンション』のように、殺せ殺せ―って感じの映画ではないので、より心理的な痛みが付きまとうのは確かだけど。だんだん、女の執念に疲れてくる。精神的にまいるというか、そのへんにしとけば?なんて。これは好みの問題だな。

というかシネマライズのスクリーンはあまりにも明度・彩度が低いため一体何が起きてるのか把握するのに必死で、暗い場面になると女は殺人鬼か妊婦か判別も付かないほど苦労した。明るくなったバスルームのシーンだけが、身震いするような恐怖と、やっと普通に観えるという奇妙な安心感をもたらしてくれた。それくらい観えなくて、だから多分そっちに神経使いすぎたから映画を楽しむ余裕もなかったんだと思う。正直クライマックスなんて、夜盲症なんじゃないかってくらい観えなかった。別の映画館で観た予告編の方がよっぽど戦慄を覚えたし、シアターが悪かったということで…実際の評判はなかなか高いです。襲われる妊婦がバネッサ・パラディの妹という話だけど、あまり似てなかった。

ちなみに上映終了後、開口一番『お腹すいたね』と友達に言いました。正常ですよ、多分。

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