乳、買える。(オカマだしね)

更新がしたくてもなかなか出来ないです。私の悪魔の右手が更新しようとすると、神の左手がイヤイヤ勉強なさい、とね…とにかく3連休に賭けてます。スペイン語ばかりやってたら、英語忘れてるもんなんですよ。とか言うと、スペイン語出来るみたいに聞こえるでしょう?ま、全然なんですけど!

ところで、先日フジテレビの深夜に放送していたドラマ『チチ、カエル。〜ボクとオカマの夏休み〜』はなかなか面白かったです。タイトルだけ見ると菊池寛の戯曲というよりは、句読点の位置からしてロシア映画の『父、帰る』のパロディかな。あれは恐ろしく素晴らしい作品で、私に未だ残る聖痕を刻んだ傑作と言っても過言じゃないんだけど、こっちのドラマはコメディ。

チチ、カエル。 (徳間文庫)

チチ、カエル。 (徳間文庫)

夏休み、死んだと思われていたエリート外交官の父親が息子の元に突然戻ってきた。しかし父親はケバケバしいオカマに変貌していて、最初は尊敬していたはずの父親とのギャップに息子は戸惑い、拒絶するが次第に交流を深めていって…

という具合なのだけど、ほとんどが家の中で撮影されたシチュエーションコメディで、ラフトラックを用いるだけじゃなく、さりげなく土足だったりと本当にアメリカのコメディのような試みが面白かったですね。キャストも父親役が池田鉄洋というだけでも必見なんですけど、息子役の山本裕典も可愛い顔して良い振り切れっぷりでしたね―っ。彼はコメディが一番生きてます。池田鉄洋の典型的なカマっぷりがすばらしく、どんどん可愛く見えてくるし。おまけに有名映画のパロディまで入れて、笑いのツボをロックオン。ドラマ自体も緩急の付け方がうまく、グダグダにもならず、サブくもならず、そして柄本時生演じる息子の友達蘭丸がまた一役買って、笑いからビターな味まで出すとは。予想外であることと、唐突で強引であることは全く異なるのだから、これが成功しているのはスクリプトの完成度が高いからなんでしょう。下ネタもオカマだと許される特権がはたらいてたし、笑いとフィクションの中に、リアルな温かみのある感情が生み出された良いドラマで最後まで楽しめました。録画出来なかったので、再放送して!! 元々WOWWOWで放送したんですかね。一応原作の本があるようです。でも、父親がリストラされて失踪した設定だと、息子の憧れの対象だった理想の父親像が破壊されて、新たな関係と感情が構築されるプロセスがないので、ドラマ側で変更があったとしたら成功していましたね。

あと、つなビィサイドでも書きましたが、『ICHI』の試写会当たったので、私と一緒に行きたいという奇特な方がいたら(或いは綾瀬はるかタンのカワユイ殺陣をいち早く観たいという素直な方)、気軽に言ってくださいね(笑) 結構マジで考えてるんで、コメントしづらかったらメール(プロフィール欄の)でどうぞ!