アノ世の始まりクラブとThe Rakesの新作

どうも、来週は地元の葬儀屋の説明会にも出席しますしゃもじです。冠婚葬祭業ではあるんですけど、冠婚事業には一切興味ないんですよね。でも、本当に葬儀屋になっちゃったらどうしよう…少なくともブログは面白くなると思います。タイトルも『アノ世の始まりクラブ』に改名しようとか、そんなバチあたりなコトを真面目に考えてしまいました。説明会に予約しようと思ったらまさかの満席で、会社に電話かけてキャンセル待ちが可能か聞いてみたんですよ。そしたら『あ―当日は半数ほどしか来られないので、全然当日来て頂いて大丈夫ですよ』とのこと。学生さん、行く気ないのに適当に予定入れすぎなんじゃないですか、ねぇ。だって葬儀屋…だし…立派なお仕事だけど、うん、無断欠席は失礼でしょ。書類関係で覚えることが多そうなのと、休みが不定期そうなのがちょい気になりますが、いろんな会社を知ったり出来るのが唯一の特権なので、まぁ説明会で損はしないでしょう。

Klang

Klang

ところで最近の愛聴盤といえばコレ。実を言うとThe Rakesは2ndをすっ飛ばしてしまったまま未聴なのだけど、3rdは購入。彼らが登場したUKの00sロック黎明期ともいえる頃のバンドの2ndは適当にかわしがちで、Franz FerdinandBloc Partyなんかも私はほとんど2ndを聴かずに棚にしまいました。かろうじてディスクユニオン行きを避けたまま息を潜めてるような状態。でもどっちも最近発売された3rdは好きなんですよね。あとブレイバリーってどうしたの?キラーズとのキャットファイトが鎮静化したあとの行方を知らないや…まぁどうでも良いけど。1stアルバムも一回聴いて飽きたし。

さらに余談を連ねれば、私がThe Rakesを知るきっかけになったのは、え―っと2006年あたりにMoshi Moshi Records主催のギグの様子をテレビで観たことだったと記憶してます。その時のトリがThe Rakesで、前座ではまだ知名度が低かった頃のCut Copy。彼らはまるで引きこもりの青年が陰鬱そうにキーボードをいじっているような実に退屈な演奏を繰り広げていたことを覚えてる。ロンドン公演で、観客も微動だにしていなかったのが今では嘘のように人気バンドになってるから面白い。

大きく道草して本題に入ると、前述のギターロックバンドたちほど大きな成功は収めていないものの、The Rakesは着実に己の道をぶれずに進んだと思います。と、2ndをすっ飛ばしておきながら偉そうに言ってるけど、1stから特別に進化した部分はないです。相も変らぬ3分ポップソングのルールを守り続け、トータルでも30分足らずというタイトな仕上がり。アランのヘロヘロな歌い方も聴き慣れてしまって、もはや愛着を抱いてしまう。アングル低めの観察眼から綴られたウィットに富んだ歌詞も変わらず。

確かに時代に取り残されてしまった感があるけれど、それは取り残されたのではなく彼らがThe Rakesというジャンルに留まり続けていること。まぁ彼らは今作に関して「ロンドンのミュージックシーンはつまんねーからベルリン行ったよ」とクールなんだか分からないコメントをしてて、実際に録音は全てベルリンで行われたようだけど、だからってベルリンの風が音楽的に影響が与えたような感じは見受けられない。少なくとも私には。でもそういう態度が良いよね。好きだよ。自分がクールなことしてるって信じてるなら、しゃもじ凄く良いと思うよ。

ダンサブルでキャッチー。といってもメロディをすぐ耳がキャッチすると言った意味ではなく、むしろ耳障りがよく体が軽やかになる歌が11曲。成功を掴み損ねたという言い方は良くない。癖になる、というよりも、情が沸くバンドになりつつあるけど、かっこいいよ。1stにハマった人は買い。

  • 1989(リードシングル)

個人的には2曲目の「That's The Reason」がパンチが効いててお気に入り。残りも安心して聴ける。スルメではないかもしれないけど、後々ふらっと聴きたくなるタイプかも。