そんな…脱ぐなんて聞いてません!

遂に大学の卒業アルバムのポートレート写真を撮影しました。大学で撮影するわけではないので、指定された期間に指定のスタジオにいかなかければなりませんでした。これがまた面倒な場所にありまして、横浜某所にあるスタジオまで一人で向かうことになりました。地図があまりにもアバウトでざっくりしたものだったのですが、駅から少し先にある道をまっすぐ進むだけでした。この余裕ぶっこきがいけなかったな。

桜木町の近くだったのですが降りたことのない駅だったので、案外オシャレに拓けているのかなと期待をしていたのですが、降り立ったとたんの灰色の空気が期待はずれの予感を醸していました。しかし、いくらか駅周辺はビルも建ち並んでいて小規模企業のちょっとしたオフィス街といった趣でした。お昼時ということもあって、人気がありそうなラーメンを含む軽食店の中には行列ができているものも。ぱっと見の印象で多いと感じたのは喫茶店で、いかにも昔ながらというような煉瓦の壁と薄暗いガラスに包まれたミステリアスな店がたくさんありました。ああいうのって、自分を試すためにも入ってみたくなるんだよね。

そんな中を頼りない地図を手にまっすぐに歩き続けていたのですが、いっこうにスタジオが見つかりません。ひたすら歩くこと10分、電信柱を見ると明らかに地名が変わっていました。

でも、それっぽい建物があったのでスタジオかな?と思って見てみると、店先に「性の伝導師」「30分コース7000円!!」などと書かれた看板の前に黒いスーツに身を包んだ男性が立ち、通りを歩く男性たちに声をかけていました。なかには「せんだみつお推薦」と書かれた店も。

・・・とりあえず色んな意味でまっぴんくでした。まさかこんなところに格式高い(笑)女子大生の卒アル写真の撮影スタジオがあるとは思えない!むしろ若い女の子歩かせちゃダメだと思うような場所ですよ。人通りも少ない場所だったので、心持ち歩くスピードも上げながら元来た道を戻ることにしました。そしたらスタジオは先ほど通り過ぎた行列の出来ている人気ラーメン店の隣にありましたよ。こんな薄暗い場所にあるなんて通りすぎるに決まってますって。古い付き合いなんですかね、かなり長く営業しているように見えました。

ミッション系の大学ということもあり、ガウンと角帽を羽織りました。卒業式もガウンと角帽なんだよね、宙に放り投げたりしちゃったら洋画みたいだけど、学生からは不好評です。やっぱりね、袴がみんな良いみたい。アフターパーチーではどんな恰好をするんだろう。そもそも女だけだから、ひょっとすると『ヴァージン・スーサイズ』のリスボン姉妹がプロムに着ていたドレスのようなパッとしない感じをイメージしてしまう。あれはあれで可愛いのかな。*1

そんな話は良いとして、日ノ出町とか黄金町と同じように私が行ってしまった曙町も有名なヘルス街。ちょうどスタジオを通り過ぎたあたりから雰囲気がガラッと変わったのでちょっとしたサプライズでしたネ。

それにしても大学は卒業するというよりも"追い出される"という気持ちがあります。あー遂にこの守られた世界から追放される時がくるんだなぁと。盗んだバイクで走り出し、校舎の窓を片っ端から割って権力に反対をしてきたタイプではないけど、この環境を「檻」と捉えずに「ゆりかご」のままのらりくらりと考えずにここまで揺られてきたような人間が野に放たれる時が刻々と近づいてきています。いちいち弱いな(笑)ま、なんとかやっていけるだろ。

♪今聴いている曲♪
Dinosaur Jr.Out There
あああこのむせび泣きギター。むしろギターが歌っているようだよね。あ、で、新作『Farm』も買ったので、聴く前に過去をなぜか振り返っている次第です。そういやライブをまだ観たことが無いのよね。観客も年齢層が高そう。

Where You Been

Where You Been

Farm (Dlx)

Farm (Dlx)

*1:どうでも良いけど、あの映画のナレーションが愛するジョバンニ・リビシだということを最近知った!