邦題を考えるフリをする

きみがぼくを見つけた日 [DVD]

きみがぼくを見つけた日 [DVD]

『私の中のあなた』と『きみがぼくを見つけた日』、試写会当たったのにどちらも行かなかったしゃもじです。というか行けなかったというか、土砂降りで行く気がしなかったというか。土砂降りといえば、不思議なことにちょうど金木犀が芳しく咲いたと思うと、いつも台風や大雨が花を流していく気がします。下水の入り口に橙色の花びらが溜まってると、切ない気持ちになっちゃうんだよね。

ところで『きみがぼくを見つけた日』という邦題は、明らかにヒロイン役のレイチェル・マクアダムスが主演していた『きみに読む物語』から取られているのは分かりますが、それにしたって酷いよね?邦題を貶しまくる人がネットを見ていると多いけれど、これも非難を免れない感じがプンプン。小説が先に発売されている場合、そっちに合わせるのがルールとして仕方がないのかもしれないけれど…ネタバレくさいし、スイーツ(笑)臭がたちこめてますよね。

原題『Time Traveler's Wife』からそのまま『タイムトラベラーとの恋』とか『タイムトラベラーと、その妻』にすれば…ちょっとコメディっぽいか。でもまだマシな気がする。セカチュー以降、映画のタイトルをつけるときにも、日本人が大好きな"省略したかたち"の響きがいかに良いか?ということも考慮されることが多いと思いますが、『それでも恋するバルセロナ』で意味不明な略語「バカ恋」(=バカンスでの恋)を流行らせようとしたり、もう完全に迷走気味の配給会社…でも『タイムトラベラーの妻』なら『トラ妻』って感じに略もしっくり。『極妻』や『金妻』にも便乗…できないか(笑)

結局のところ『タイムトラベラーズ・ワイフ』が一番良いんじゃないのかな?

ワイフ繋がりで思い出すのが、99年製作のジョニー・デップシャーリーズ・セロンの『The Astronaut's Wife』。これは邦題が『ノイズ』でしたね。これはノイズ(=音)が、映画の中でも重要な要素の一つなので、なかなかの好例。しかも謎解きのヒントになるわけでもないのに、不穏な感じのする『ノイズ』というのは面白いというか、内容どうこうよりも想像力が膨らむと思う。

いかに興味をそそる邦題にするか、これを真剣に考えていかないとただのスイーツ(笑)映画だと思われて、取り込めるはずの客層を逆に遠ざけてしまう気がする。まぁ実際に『きみがぼくを見つけた日』はスイーツ(笑)映画っぽいし、私が一番苦手なジャンルの映画について何故こんなに膨らませてしまったんでしょうか。アーメン。

というわけで明日は私の好きなことを語ろう。

♪今聴いている曲♪
AirSing Sang Sung
この曲を覚えれば、不規則活用もばっちり!! 安定した、爽やかなポップスを聴かせてくれます…がいまいち物足りない。意外にもこれが初のセルフ・プロデュースというAirですが、個人的には『Pocket Symphony』のほうがAirって感じがしてすきだなぁ…インストも良かったし。

Love 2

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