内定者研修

皆さん、お疲れ様です。最近飲み会や夕食が続いていて、平日もなかなか時間がありませんでした…せっかく新しいパソコン(通称:マックス)を買ったというのに、ブログでなかなか発揮できず、仕事で男性が食いつくぐらいです。先週の水曜と木曜は、内定者の箱根研修に一泊二日で同行していました。箱根には、会社の保養所があるんです。

同期のなかでは唯一希望の部署に配属されたといっても過言ではない私ですが、内定者も複数名興味を示していて、質問責めになりました。かなりハイレベルなスキルとオープンマインドな活動性を備えた学生が揃っていますが、同時に老舗受けしそうな謙虚さも持っていたので、付き合いやすい印象を受けました。いわゆる帰国子女体質(これは偏見であり、勝手に国民の共通認識だとも思ってる)の子はザ・ジャパニーズ・ビジネスでは不自由しますからね。うちのような、のれん最重要視の老舗企業にとっては猶更。簡単に言って、お客様に好感が持たれる。もっと率直に言えば、うちの人事が好感を持つというわけですね。保守的だからなぁ。

保守的と言えば、恐ろしいほど「右」が多いんですよね、うちの会社。宮内庁御用達とかそういう所縁なのでしょうか。小声で冗談混じりで「参拝行っちゃう?」なんて頬の筋肉がピクピクする発言も…。私は比較的「左」に傾いているリベラル人間なんで、なかなかのカルチャー…いや、ポリティカル・ショックを受けました。先輩も産経新聞愛読者。ご両親は熱心に切り抜きをしているそうです。

話を戻すと、内定者の子は「絶対に、私のいる海外事業を行う部署に入りたいです!!」と熱く主張するわけでなく、氷河期らしい「まずは与えられた仕事に打ち込みたいです」マインドを持っていること言ってくれました。本心とは裏腹だとしても、苦しい就活を切り抜けた先にうちのような中小企業に入った学生は、少なからずこういう謙虚さを持っているだろうし、「ゆとり」という偏見に囚われずに育てれば良い人材になると思うんですよね。会社は、そこそこ優秀な社員に限ってプライドの高い中間管理職が食い潰すことがあるような印象を受けるけど(うちだけか?)、せめて老害がいなくなる頃まで私もしぶとく頑張って、後輩に見習われるようになりたいなー。今のところ私は、愛社心と改革精神が混在しているグッドな状態です。上司のお陰だ。右だけど。

研修初日は熱いディスカッションを行っていましたが、次の日からはユルユル研修。箱根のロープウェーで大涌谷まで登りました。


景色が綺麗。針葉樹林と、広葉樹林が良い具合に混じっていました。


大涌谷はいつも通り硫黄臭い。スペイン語圏の観光客が多かったです。意外とまだヒアリングが出来て感動…。


降りるときには、ロープウェーの小さな影が見えました。


テラスから芦ノ湖を望むサロン・ド・テロザージュの紅茶は本当にうまい!じっくり濃い味が出ていながら、渋みがなく、オレンジにかき消されない香が何とも言えませんでした。去年飲んだホットも良かった…優雅です。似合わないです。


箱根強羅の蕎麦屋、喜楽荘でお昼を食べました。不揃いな蕎麦がシンプルで美味しかった。まぁ、何がうまいって蕎麦が来る前にシコシコ下ろす本わさび。ほんのり上品な辛さなので、ツーンとしたわさびが苦手な人におすすめ。ホースラディッシュとの違いに感動。


強羅公園の陶芸教室で体験。普通の皿を作るつもりが、注ぎ口を作ってしまったことでカレーのルー用に変化。陶器なのに、カレーって。

帰りの電車で同じ方向だった内定者の女の子と二人で途中まで帰ったのですが、色々と話しました。「…まぁでも、会社に入ると良い面も悪い面も、入って4か月ちょいの私でも見えてくるもんだけどさ、今のその熱い気持ちを忘れないで欲しいな。私も、身が引き締まるよ。」と先輩らしい言葉をプレゼント。内心キマッタァーーーーーーと思って「じゃっ」と下車しようとしたら、財布を落として小銭がばら撒かれました…『ア、アナスイの財布かわいいですよね』と言って小銭を拾ってくれるその子を見て、今の私のポジションにすっぽり入ってくれても良いよと思った私でした。泣きたい。