岐阜旅行二日目その2

昔はもっとこう、世の中に対する不満とか自分に対する欺瞞とかブログでも熱く語っていたような気がしますが、最近は当たり障りのないほのぼのブロガー化してきたしゃもじです。そんな私も、先月あたりからホットな話題を提供している動物、ニホンツキノワグマをそろそろ取り上げてみようかと思います。とはいえ、旅行でいった奥飛騨クマ牧場のことです。行く前はあまり知らなかったのですが、その実態はかなり前から問題視されていたようです。

見えてきましたよ。高山駅から出ているバスで行けます。かなり遠いけど。

ここより400mと書いてありますが、今はない施設を指しているのか、現在のクマ牧場はこの看板の目の前にあります。道路を渡った先なので、40mもないかと思われ。

近づいてきました。ほのぼのした絵が描かれています。

入った瞬間剥製が!これまだ小熊じゃないの。愛らしい顔してます。このくらい小さいと、まさにテディベアそのもの。

うお、貴重な熊の油です。ハンターが狩猟したもの、害獣として駆除されたものがこうして活用されているとは聞きますが、これはどうなんでしょう。熊を見た後に購買意欲が刺激される人なんているんだろうか・・・趣味ワルイ。

うがー・・・何もない寒々しいフロアに剥製がいくつかありました。

こんなに怖い顔してるのに、短足っぷりが良いですよね。走るの早いけど・・・

出ました!ツキノワグマスペースです・・・と言っても、寒々しいコンクリの狭い空間に十数匹がひしめき合って、お客が投げるドライフルーツっぽいおやつ欲しさにおねだり合戦を繰り広げてるんです。

身を乗り出す。

奥の奴、だいぶリラックスしてる。

「あ?もしもし?俺?あ、うん今飛騨にいるんだわー。なんか人里に降りてるやついるとかって聞くけど、ここはここでかったりーよ。権力っつーの?うん、維持すんのガチ大変よ。」と携帯持って話してそうなポーズ。

おねだりする時は、まず立つ。

そして顔の前ですり手をするのが決まり。

「したっ!」あらやだかわいい・・・けど、弱い者は強い者に牽制されて、思うように餌を食べられない。

別のスペースにはこんなに激しくねだってくるパフォーマーも。なんだか見てて可哀想になってくる。

コディアックベアはヒグマの一種。大きさは世界最大になるらしい。ヒグマの亜種はいくつかありますが、どれも絶滅の危機に瀕してます。

入口でエサは買えますが、中にある自販機でも買えます。

小熊は檻の中にいます。こんな状態、きっと熊にはよくないよね・・・。自然なら、まだ母親と一緒にいるような幼い熊です。もうおねだりを学んでる。

よく分からない飲み物は買いませんでした。普通の栄養ドリンクなんじゃないかな。

以上、クマ牧場レポです。なんか複雑な気持ちになりません?確かにかわいいなって自分も盛り上がってしまった部分があるのは事実なんですけど、冷静に考えてみるとウンコだらけで、コンクリートだけの寂しいところに何匹もの熊がいるなんて絶対よくないと思います。さかなクンのエッセイ*1にも水槽という狭い社会に入るといじめられる魚が出てくると書いてありますが、熊も当然同じですね。自然界では争う必要もなかったはずの熊同士が、押し込められているために上下関係が生まれ、しょっちゅうケンカをしています。劣悪な環境下に置かれるクマを見て、こりゃ非難を受けるのももっともだと。人がいるところに降りてきて射殺されるのと、コンクリ部屋でおねだりして一生を終えると・・・熊にとって何が良いのか。どちらも可哀想だというのは、人間の勝手な主観によりますが、それでも自然な状態の方が、少なくとも自然に近い環境にする方が良いんじゃないかと思うのは間違ってないと思っちゃいました。

三日目は、比較的早い時間に飛騨高山を出発して名古屋駅でしばらくお茶して帰りました。帰りのバスから見えたのですが、飛騨高山にある某新興宗教の総本山は凄かった・・・鳥肌が立ちました。勿論良くない意味で。インパクトあったな。そんな旅行でした。飛騨牛とか名古屋のひつまぶしのような、グルメ情報なくてすみません。

  • おまけ


「疲れたクマー。人間の相手は大変だクマー。」

*1:「いじめられている君へ」http://www.asahi.com/edu/ijime/sakanakun.html